食欲もあるし、散歩もうひょうひょ出かけます。
体のことを考えればまだ無理はさせられないけど、人間よりもはるかに早い回復に驚いています。
今回こういうことになった原因はわかりません。
でも記録として当日の様子を書き留めておこうと思います。
<午前7時15分> 元気に家を出発
あの日は競技会だったために朝食は取りませんでした。ロジ男も同じです。競技会などではよくあることだと思います。
ただいつもは出かける前にほんの少し食べさせていたので、この点は普段と違うところでした。
<午前8時半> 競技会会場に到着
9時ごろトイレを済ませて、またしばらく車のケージへ。
競技開始の1時間くらい前に車から降ろしてウォーミングアップ。
<午後12時半?> 競技終了
しばらくぶらぶらさせてから車へ。
<午後2時半> 車から降ろしてトイレ
雨が降っていたので、トイレを済ませて再び車へ。
この時はいたって普通で、特に問題はなかったと思います。
<午後4時> 帰宅のため会場を出発
帰るころも雨がかなり降っていたので車から降ろさず、小さなオヤツのかけらを2個あげたら食べました。
この日はバタバタしていて結局持参したフードはあげず、帰りもドライブするので家に戻ってからと思いそのまま帰りました。
<午後5時> 自宅に到着
まずはロジ男を先に下ろして足洗いを済ませたので、アサ男を下ろしたのは10分すぎくらい。
下りるなり2階のお風呂場(アサ男はいつもココで洗う)へ直行しましたが、風呂場の手前の脱衣所のあたりで這いつくばりさかんに吐きたがる。でも何も出ず、見たらお腹のあたりがかなり膨らんでました。一瞬こんなもんかなーと思ったのですが、触ってみるとパンパン。やっぱり尋常ではない張り方でした。
その時アジリティ仲間のフラットの女の子が昨年末に胃捻転の手術をしたことを思い出しました。1ヶ月くらい前に聞いたのですが、症状が似てる。
すぐに階下にいるS卿に告げました。
S卿は上からアサ男を連れてきましたが、ドグベに伏せて苦しそうにしてる。やっぱり変だ!
<午後5時半> 掛かりつけの獣医師Y先生やK子先生に連絡
Y先生は休診なので留守電を入れる。続いて訓練士のK子先生にも入れたけど、連絡が取れず。
ちょっとパニックになったところへK子先生から連絡が入りました。焦っていたのでY先生の留守電に自分の電話番号を言い忘れ、出先でこちらの番号がわからないY先生がK子先生に連絡をいれてくれたのでした。
K子先生より「まずは何が起きてるのか調べないといけない。捻転だったら時間との戦いだからT病院でもいいので連絡を取ってみてください、私もY先生と相談して病院を探してみます」と言われました。
T病院に連絡をすると診療時間終了とのことでしたが、捻転かもしれないと無理やりお願いして診てもらうことに。
じつはこのT病院は引越ししてきた9年前に一度だけ女帝がかかりましたが、理由は書かないけど2度と行ってません。
だからじつは行くのを悩んだのですが、S卿の手遅れになったらどうする!という言葉に決心しました。
結果的にこれで助かりましたが、ただS卿もT病院では絶対に手術はさせないと思っていたそうです。
<午後6時前> T病院に到着
レントゲンを撮り、捻転を確認。
エコーで確認しながら立ったまま注射器でガス抜き処置1回目。太めの注射器で何度もガスを抜く。
2回目のレントゲンでまだガスがあることを確認したので、2回目のガス抜き。2回目はガスが抜きやすいように横向きに寝かせました。
そして3回目のレントゲンで、胃はだいぶ小さくなったけど捻転はそのままなのを確認。
<午後7時> N病院に連絡→受け入れオーケー
T病院の先生より捻転が直らないのでやはり手術が必要だと言われました。
そして設備などを理由として夜間救急センターを紹介されました。ココで手術しないで済んだ!
しかし夜間救急センターの受け入れは午後9時から。2時間も待たせられない。
じつはこのレントゲン&ガス抜き処置をしている間にも、私たちは交代で何度もK子先生と連絡を取ってました。
そしてこの時点でY先生に紹介されたN病院に連絡を取り、受け入れオーケーの返事をもらいました。
<午後7時10分> 一瞬自宅に戻る
ガスを抜いてもらったアサ男は少し元気になってました。
撮ったレントゲン写真をお借りしてT病院を後にし、一瞬自宅に戻り(T病院から車で5分)女帝・ロジ男・モジャが元気なのを確認してから5分で再び出発。
車に乗せる前にアサ男は小さなウンPを1ヶしました。
<午後8時少し前> N病院に到着
執刀医のI先生にレントゲンを渡して経過を報告し、麻酔のための血液検査などでアサ男は手術室へ。
<8時20分> I先生から説明を受ける
I先生から、状態はわりと良い・血液検査の結果を見て手術は可能と言われました。
そしてT病院を出てから1時間が経っているのでまたガスが溜まりつつあるとも言われました。
<8時30分> 手術開始
<10時30分> もうすぐ終了の連絡
サブドクターが出てきて、今お腹縫い合わせてますと告げられました。手術中にデジカメで撮った写真を見せてくれながら、状態を説明してくれました。
<10時40分ごろ> 手術が無事終了
手術室の中からアサ男のヒュンヒュン言う声が聞こえてきて切なくなる。
しばらくしてから面会に行くと、ケージの中で横になってたアサ男は頭を起こしてヒューンと泣きました。
でもまだ目はうつろで、すぐに横になってぐったりしてました。
この病院の獣医師は9名。夜間は当直医がいます。
I先生から僕が見てますからと言われたので、お願いして家に戻りました。
じつはお留守番組も心配だったのです。ロジ男は丸一日食べてなかったし。
<午前0時> 帰宅
皆元気で待っていてくれたので、消化の良い夕食を少なめにあげました。
長い長い一日でした。
アサ男の胃は180度回転してたそうです。
一度捻転を起こすと再発しやすくなるそうで、今回は胃を腹壁に縫い付けて固定しました。この処置の件は手術前に確認しています。
じつは以前にも同じような症状の時があったのです。
夕食後すぐに調子が悪くなり、吐きたいのに吐けずウロウロしたり伏せたり。
そんな状態が2時間半くらい続き、その後胃の粘膜のようなモノ(卵の白身状のドロっとした液体で匂いはナシ)を大量に吐いて回復しました。その時は捻転を疑いもせず、お腹の膨らみもどうだったか覚えてません。
でも軽い捻転を起こしていたのが何かの拍子に戻ったのでは?
I先生に話したら、その可能性は十分ありますとのことでした。今思うとゾッとします。
また今回は空腹だったのでその点をI先生に言うと、先生は原因の特定はできないが元々胃の中にガス(捻転によるガスではない)が溜まっていたのかもしれませんと言われました。手術中に胃の中の洗浄(切開ではなく洗浄で済んだことも早い回復につながりました)も行われ、ガスの他に草・毛・泡沫状の液体などがあったそうです。
手術後に胃捻転について調べてみました。
捻転を起こすと入り口も出口も塞がれた胃の中で、内容物からガスの発生が起き胃がどんどん膨れる。それが周囲を圧迫して血流が悪くなり、ひどくなると周辺の臓器(まずは胃に近いのが脾臓から)が死んでしまう。
さらに悪化すると心臓にも負担がかかって弱り、手術をして捻転を治した途端に回復した血流のエンドキシンや乳酸によるショックで死ぬこともあるという記述も読みました。
時間が経てば経つほど状態は悪くなります。
アサ男の脾臓の色は良かったそうで、やはり早い段階のガス抜き処置が効いてました。
でも調べれば調べるほど時間との戦いの怖い病気という認識が強まり、後になって震えがきました。
アサ男の捻転がなぜ、いつ起きたのかはわかりません。
手術の次の日にアサ男のケージの中を見たら、敷物が湿っていて帰る前にあげた小さいなオヤツのかけらも吐いてました。
午後5時に家に着いた時にはお腹がかなり膨らんでいたので、車の中ですでに捻転が起こっていたのでしょう。
空腹であまり動かない状態で?
今回、まさか?でももしや?と思ったのも捻転について聞いてたからです。だからすぐに行動にうつれました。やっぱり知識は大事です。
留守電を聞いたY先生も捻転を疑い、K子先生に連絡してくれました。お二人がずっと相談に乗ってくださったのも有難かった。
手術をしてくださったN病院のI先生はもちろんですが、ガスを抜いてくれたT病院の適切な処置がなかったらアサ男は今頃もまだ寝込んでいるか、もしかしたら虹の橋の向こうへ行ってたかもしれません。
すべてがうまく運びました。
本当に幸運でした。
捻転はいつでも起こる可能性があります。
もちろん食後の激しい運動は必ず避けるべきですが、そうじゃない時にも起こりうる。
アサ男のようにゲップやオナラの多い子(ガスが溜まりやすい。体質や食べ方も関係しているのかも)は、少し注意したほうがいいかもしれません。
ビクビクしながら暮らす必要はないけど
*吐きたいのに吐けない
*お腹が異常に膨らむ
などの症状が出てたら、ただちに病院に行ってください。
捻転だったら早ければ早いほど生存の確率が高まります。
捻転じゃなかったらラッキーなのです。

アサ男くん、お大事に。
アタシは動物の病気の知識はまるでないんだけど、ヒロポさんがマーリーのDVDを見たというので、原作を読んだら、マーリーも胃捻転だったのね。
だから、緊急の度合いがよくわかった。
ヒトではないだけに、表情や状態に気をつけてあげるのは大事なんだね。
ありがとねー!
そうだ。マーリーも胃捻転だったね。ぜんぜん思い出さなかったよー。
今原作を読み返してまたホロリ。
アサ男は手術が出来てホントによかった。
普段からよく見ていれば、ちょっとした変化もわかるもの。
もっともっと気をつけてあげないと。
オカーサン頑張ります!
ホントにホントホントに良かったね!
ヒロポさん。
覚書。ありがとう!
涙があふれてたまらない。
知識の大切さ、人との信頼関係。
学ばせていただきました。
アーサー君の手術日、うちの子も緊急入院しました。ヘルニアです。
初期のレベルだったので、退院後は安静にし今はすっかり痛みもとれ元気です。父母犬ではなく若い息子犬だったのでショックも大きかったのですが、
信頼できる先生に細かく指示いただき安心しておまかせできました。
ヒロポ母さん!
お互いがんばろうね~~~。
今思い出してぞっとしちゃった。。。
それ以来、食事は小分けにするのを徹底しています。
ほんと、なんの前触れもないから、普段とちょっとでも違う様子があったらすぐに対処することが大切ですね。
あー、ますます一緒に暮していないのが歯がゆいよ。。。
ありがとー!
無我夢中の時は平気だったのに、今頃になって涙が出たりする。
あの日の切羽詰ってた気持ちとか生還したときの安堵感とか、入り混じった思いが押し寄せてきてね。
ネッピちゃんとこの息子ワンちゃんも同じ日に緊急入院?
それは心配だったでしょう。涙
でも元気になって良かった!
いい先生にもめぐり合えたのも幸運だったね。
お任せするしかないから、信頼できる先生を見つけるのが何より大事なんだよね。
そそ、腰が痛いーとか老け込んではいられないね。笑
オカーサンはがんばろー!!
お返事遅くなってごめんなさいねー。
シェルも白身状のモノを吐いたことがあるの?
食べ過ぎで胃拡張気味だったのかな?胃拡張から捻転になる可能性もあるから、吐いてすっきりできて良かった!
私も食事を小分けで3回とかも考えたけど、空腹の時間が少ないと散歩や走り回る時間が限られちゃうしねー。
なかなか難しいです。
シェルぼったまはご両親がちゃんと見ててくれるから大丈夫だって!
心配しすぎでたむちゃんの胃が捻転になりませんように。笑