
ガス台やら流しやら、キッチンセットも自分で作ると言ってしまったので、ネットでステンレス・シンク、二口コンロ、水栓などを購入してシステム・キッチン製作です。
四角い箱を作り、天板には現場監督がタイルを張る。薪ストーブ炉台でタイル張りは経験済みです。
三つの木箱を別々に作り、それらを繋げてシステム・キッチンと(笑)。黒に塗ったのは現場監督ですが、塗ってはふき取りして良い感じに仕上がりました。薄くニスをかけてあるので防水も心配なし。
ステンレス製オーバー・シンクを嵌め込みます。その下の床には、設計図から計った位置に排水、給水給湯管が来ています。
水道屋さんに管をつなぎに来てもらって完成。若い職人さんがDIY好きな人で、自作のキッチンセットを誉めてもらえて嬉しかったなぁ。
この先、ちゃんとドアと引き出しを作る予定です(未完成。作るからね→現場監督)。
横浜の家を建てたときに建築家が言いました:『使う人の身長、しまうものの寸法、動線と配置、それらをすべて考えてワンオフで作るのをシステム・キッチンというのです』
なーるほど。世にある200万円のシステム・キッチンは本当のシステム・キッチンではないのですね。厨房に入る人にとっては憧れかも知れないけれど、「人と家に合わせて作る」のが本当じゃない?と理屈を並べてますが、松下電工のシステム・キッチンじゃ犬小屋にあわないジャン!というわけで作る。
四角いものを頑丈かつ美しく作るのはなかなか難しい。それにキッチンだから下にものを出し入れするし、人が前に立ちますから、手前に足の邪魔になる部分がない方が良いですよね。そこで構造をいろいろ考え、自分が作れるものと言う条件でできあがったのが写真の代物。2x4材を組み合わせた枠組みに天板を乗せた構造になっています。
頑丈さには自信あり!
実は建築家(渥美利幸氏)からは素敵なアイデアをもらっていたのでした。
『柱に使う10cmX10cmの角材。あれは強いし安いから、流しの横幅(たとえば900mm)に切ったヤツを7本つなげて、ボルトで固定する。厚さ100mmの分厚い天板ができますよ』
素敵だ!厚さ100mmの天板というのがシビレル。お手軽に集成材なんて言わないところが建築家だなぁ。
でもね、7本の角材に正確に穴を開けてボルトで固定するって、至難の業ですよぉ。100mm厚の板をどうやって切るのぉ?それにそんなに重たい天板を支える足はどうしましょう?やれないこともないかも知れないと思わなくもないけど・・・すごすご撤退。いつかやってみたい!